頭蓋と骨の結社

なんでも、ブッシュとケリーは、ふたりともイェール大学内の同じ秘密結社「頭蓋と骨の結社(the Skull and Bone Society)」に属していたのだとか。CIAなどにも多くの人材を輩出している組織で、アメリカのエリート高には、同じようなネットワークがあるとのこと。まあ、日本語で「秘密結社(soci'et'e secr`ete)」というとなんか淡い芳しさとともに怪しい雰囲気を醸し出す言葉(名前も名前だし)だけれど、まあまずは単純に「開かれていない」というぐらいの意味で取っておいた方が余計な読み込みをしなくてすむだろうか。もちろん、そこはパブリックの原則からはずれている空間だろうから、結構、精神分析が扱うべきであるような、あやうい論理とかもまかり通っていると予想されるが、実際、そこでどのような「象徴」が運用されているのかについては、これは「外部」からは絶対にわからないことだろう。こういうのは知らないと知らないもんだが、アメリカの「無意識」を分析するには、取り扱わなければいけない問題のような気もする。