お勉強
なんと「美学」をやらなくてはならないことになったので、まず簡単に近場の本でお勉強。
- 作者: ドニ・ユイスマン,久保伊平治
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1959/02
- メディア: 単行本
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うーん。プラトン、アリストテレスを「独断的美学」、カント以降を「批判的美学」と括っているのには少々びっくり。聞くに、「美学(エステティックス)」の成立は、カントの「感性論(エステティックス)」と切り離せないというから、概説としては妥当なのかもしれないけれども、まあ乱暴ですわね。
しかし、つらつらと眺めると、様々な傾向の「美学」を説明してくれているけれど、そこで出てくる名前はほとんど哲学で有名な人なので、まあこの人だったらこういうわなぁ、という感じ。これなら素人の僕でもなんとかやっていけるかもしれないと思ったけれど、そうするとほとんど哲学史と同じことをいうことになってしまうような気もする。第一、いまどき、そうした概説をしても絶対おもしろがってくれないだろうなぁ。。はてさて、どうしたものか。