ガイダンス

新入生のガイダンスがあった。というか、1日に辞令を受けてから休みなしってどういうこと?私学の春は早い。加えて、キャリアセンターの所長らしき人が話していたが、厚生労働省ニート対策に「YESプログラム」というのをはじめたそうで、入学したての学生にすでに就職戦線ははじまっているみたいなことをいっていた。昨今の効率化の波はレジャーランド化した大学の中に着実に浸透しているのですね。その人が出してきたみずほ銀行のデータによると、フリーター&ニート生涯賃金は7000万。四大卒一般企業入社だと2億5千万(?)とのこと。

そんなのもあって、ついつい、

を読んでしまいました。朝日の論壇記事で北田が宣伝してたから「どれ」と思ったのだけれども、結局、内輪ぼめかしら。ジャーナリスティックに現場の社会学やっている人は、データいじくってオピニオンかざして、いい商売だなぁとしか思えませんでした。別にいっていることに反対っていうのじゃないのですけれど。。。

ともあれ、昨今の情況について、学生に罪はないわけで(もっと自分たちの隷属状態に気づくべきだとは思うが)、やっぱり「社会」的に何とかしなくてはならないなぁと思うわけです。しかし、それは文科省に税金の使い道を教えることではないはず。