socio

いまさらホリエモン

最近の一連の民主党の騒ぎには、底の浅さに嫌になってしまいますが、それはおいておいて、今日は、いまさらホリエモン、です。例の「金で買えないものはない」という発言ですけれど、特捜に人事を刷新してまで包囲網をはらせた(「額に汗して働くひとの努力…

リベラリズムの身体

前に話題にしていたように、次回の倫理学会で、このブログで争点になったところを発表しようとしていたのですが、無事評議会を通りました。なので、10月の8日か9日に、岡山大に行って発表してきます。江戸のかたきを長崎で、と思われる向きもあるでしょ…

会田誠論議(いいわけ風)

とある読書会の席上、「会田誠がいい」とうっかり漏らしてしまったために、とりわけ女性陣から大批判を浴びる。今風のチョーかわいい女子高生のイコンの手足を切り、首輪で繋ぎながらともに月を眺める。こうした会田誠の絵が、嫌悪すべき情感を多分に引き起…

「なんちゃってリベラリズム」批判(1)

昨日のエントリの続きでもありますが、やっぱり昨今のリベラリズムは、開き直りもほどがあるでしょ、ということで、まずは典型的なものから。 責任と正義―リベラリズムの居場所作者: 北田暁大出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリ…

フェミニズムについて、リベラルの向こうへ

少し前のものでなんですが、朝日の夕刊に吉澤夏子さんがA・ドゥオーキンについて書いていた記事がありました。すべての性関係は強姦であると主張し、最近ではその過激さにおいて槍玉にあげられることが多くなったドゥオーキンを、その死に臨んで歴史的に位…