dialogue

データとオピニオン

お返事が遅れてしまいました。モボさんのいわれるようなところはなんとなくわからないでもないのですけれど、まあ、とりあえず哲学プロパーの話題としては先のエントリのようなことをいっておかなければならないと思いました。実際、皆様が期待しているのは…

ポストモダンの哲学性

いろいろと反応いただきありがとうございます>みなさま。要するに、ポストモダンの哲学的な可能性云々いうなら、まずそれを提示して見ろ、ということでしょうね。しかし、実のところ、非常にマイナーなところではあるのですが、僕はそれをすでに論文にして…

ポストモダンと科学

いろいろとコメントありがとうございます。取り立てて他のネタもないので、エントリを立てて答えさせていただきます。モボさんのおっしゃることは基本的にはそうかなと思います(特に、そんなけんか腰にならんでも、みたいな部分)。ただ「ポモ叩き」云々は…

不毛

「私が考える哲学」、ですか。 哲学とは まあ、自分の立場から見えるものをそのように書くだけならば、何の苦労もいりませんよね。書きようはそれなりに面白いけど内容的に何か新しいことがあるわけでもなく、要はうちのゼミ生でもいいそうな通俗的な哲学観…

遠い眺望(ウェブに書くということ、その3)

いなばさんの指摘で、はまださんの掲示板へ(つうか、焚き付けてるでしょ、いなばさん。人が悪いんだから)。「遅い」というか、僕はこの件に関して、2chすら見てないのだけれど、プロファイリング可能で、しかもある程度思考レベルが見込めそうなので、とり…

古典を読むこと

先の論争のときも、場外でkajikajiさんに皮肉られてましたけれど、おそらくは戦後、教養主義が解体されて以降、古典を読むことの自明性は失われているわけですね。実際、慎太郎曰くの「やせっぽちのインテリ」の大部分、つまり今の一定年齢以上の、岩波新書…

生態学的倫理学

で、間があいてしましましたが、染谷氏の『思想』論文。「知覚は誤らない」ということを示す、ある意味非常に大胆(とんでも?)な試みだが、ギブソン以来の直接知覚論の敷衍としては真っ当なものであるように思える。「知覚する」ということは、達成動詞と…

ブログでの議論はどこまでアカデミックか

ご期待にお応えして大人げなくいきます。 via インタラクティヴ読書ノート別館の別館 本ブログの4月4日のエントリに対して、稲葉さんが大人として大人げなく忠告のコメントを寄せてくれたりして、微妙に盛り上がっていたのですけれども、ご自分のところに…

論文発送

先ほど、論文発送しました。しばしお待ちを。あ、でも、『差異のエチカ (叢書 倫理学のフロンティア)』の方は、出版社との兼ね合いもあるし、書店の方でお願いしますね(宣伝)。

「跳躍」のエコノミー

ご存じのように、売れるかどうかもわからないものを第三者的な空間に持ち出すことを、マルクスは「跳躍」といったわけですが。。。ここ数日間のやりとりでこのブログに来訪された方の中には、なんとなくこちらの手の内が明らかではないままに、しかし、とり…